★ 平成17年度(初年度)のヒシ栽培の状況
4月初旬・・・ヒシ田造成
しばらく使われていなかった休耕田に重機を入れ、60cmほど掘り下げヒシ田を造成しました。17年度は2つの圃場を使用しました。どちらも休耕田でした。
第1ヒシ田・・約350u 第2ヒシ田・・約200u
4月中旬・・・播種
まだ水が濁っていましたが、保存中の種子が発芽し始めたため播くことにしました。
4月下旬・・・発芽
4月中旬から5月初旬にかけて発芽しました。ヒシ田のわきに設けた育苗用のビニールトンネルでは、やや早く生長していました。
6月下旬・・・補植
第2ヒシ田の空き部分に、第1ヒシ田で大きく育ったヒシと天然ヒシを補植しました。
初夏〜夏・・・一部枯死
第1ヒシ田で葉が10枚ほどに育った頃、茎が途中から切れやがて葉もなくなってしまう現象がおきました。詳しい原因はわかりませんが、収穫量は少なくなりそうです。
8月・・・生長・開花
第2ヒシ田では花が咲き、株の密度が高くなってきました。
10月初旬・・・収穫
ヒシ田ではわずかな収穫量でしたので、食用と来年の種用として天然のヒシを収穫することにしました。
12月中旬・・・ヒシ試食会 兼 郷の会活動報告会
ヒシの試食会を兼ねて郷の会の活動報告会「シナイモツゴとヒシの集い」を開催しました。昼の試食会には町内外含め60名ほどの来場があり、調理は食生活改善推進員の方々に担当していただきました。また、現存するヒシ文化の一つである“菱取り唄”も披露されました。
@ヒシご飯 Aミズナと柿のサラダ Bエビ餅 C白身魚のオランダ揚げトマト添え Dヒシのチリソース和え Eひじきの五目煮