共同シンポジウム開催要領
1 テーマ
水辺の自然再生−震災を乗り越える力強い活動
2 趣 旨
私たちの身近な水辺で、河川改修、農薬使用、ほ場整備、外来魚や移植魚の侵入などにより、これまで親しんできた魚たちが絶滅の危機に陥っています。悲惨な状況を打開するため、私たちはあきらめることなく、一貫して科学的な対処方法を開発すると共に、市民・農民レベルでの取り組みを実践してきました。このような取り組みは全国で展開され、各地で大きな成果が生まれつつあります。
しかし、3月11日に発生した東日本大震災とその後の余震により、これらの多くの水域でため池や水路築堤、水田などで損壊が発生し、関係団体は対策に追われています。さらに、内陸部では、損害の程度は沿岸部に比べはるかに少ないものの、より広範に被害がおよび、特に、宮城県では、程度差はあるもののほとんどの人が家屋等の損害を受けたり知人を失ったり、あるいは身近で起きた大災害のショックから精神的なダメージを受け、環境保全などの奉仕活動と積極的に取り組みにくい状況にあります。
このような中で、生態系保全の活動を中断することなく推進するためには、ますます、市民と農民による積極的な取り組みが必要とされています。今、私たちは何をなすべきかという議論を中心に、そのための科学的な根拠や組織のあり方について語り合います。
是非、ご参集の上、情報と意見交換に加わっていただければ幸いです。
3 主 催
: NPO法人シナイモツゴ郷の会、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
全国ブラックバス防除市民ネットワーク、ナマズのがっこう
4 共 催 : 東京海洋大学
5 後 援: 大崎市、大崎市教育委員会、JAみどりの、NPO法人農村地域づくり支援隊
公益財団法人大阪コミュニティ財団(東洋ゴムグループ環境保護基金)
6 期 日: 平成23年11月19日(土)10:00〜17:00
7 場 所: 東京海洋大学 大講義室
東京都港区港南4-5-7(JR品川駅下車 港南口(東口)から徒歩約10分)
8 展 示: ポスター、出版書籍など
9 情報交換会
期日:平成23年11月19日(土)18:00〜20:00 会場:楽水会館(学内の施設)
会費:5000円 参加申し込み シナイモツゴ郷の会へメールかFAXで
シンポジウム企画責任団体 NPO法人シナイモツゴ郷の会( 理事長 二宮 景喜)
シンポジウム実行委員長 高橋清孝(シナイモツゴ郷の会)
シンポジウム実行委員 岡本信明(東京海洋大学)、嶋田哲郎(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
小林光(全国ブラックバス防除市民ネットワーク)、三塚牧夫(ナマズの学校)
岡
問い合わせ先
シナイモツゴ郷の会 高橋 清孝、浅野 功
MAIL shinaimotsugo93ks@yahoo.co.jp
TEL/FAX 0229-56-2150(留守電対応)
事務局住所 宮城県大崎市木間塚字小谷地504-1鹿島台公民館内