「シナイモツゴ郷の会」NPO法人設立記念シンポジュウム
「生態系保全とブラックバス対策」
次 第
主 催 :シナイモツゴ郷の会(NPO法人認証申請中)・鹿島台町
期 日 :11月20日(土)午後1時〜5時
会 場 :鎌田記念ホール(宮城県鹿島台町JR鹿島台駅近く)
参加費 :無料(講演要旨集500円)
1 挨拶
シナイモツゴ郷の会会長・鹿島台町長
2 趣旨説明
シンポジュウム実行委員会
3 講演
(1)外来魚による生態系への影響
各地で起こる外来生物問題・・・その中でのブラックバス問題の特異性
中井克樹(滋賀県立琵琶湖博物館)
ブラックバスによる伊豆沼の生態系破壊・・・・・被害は魚,虫,貝,鳥に及ぶ
嶋田哲郎(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
ブラックバスによるため池・人工湖の生態系破壊・・・・脅威にさらされる宮城県内6000個のため池
須藤篤史(シナイモツゴ郷の会,元宮城県内水面水産試験場)、坂本啓(シナイモツゴ郷の会)
(2) 外来・移植種による種の絶滅と対策
移植種モツゴによるシナイモツゴ絶滅メカニズムと対策
高田啓介(信州大学)
系統保存と外来魚対策
細谷和海 (近畿大学)
深刻なブラックバス稚魚による食害の実態と対策・・・稚魚期の食害を防ぐ繁殖阻止方法の開発
高橋清孝(シナイモツゴ郷の会,元宮城県内水面水産試験場)
(3) 崩壊した生態系の復元を目指して
ゼニタナゴ復元プロジェクトとバス・バスターズの取り組み
・・・伊豆沼のバス追放とゼニタナゴ復元を目指す壮大な市民参加型プロジェクト
進東健太郎(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
伊豆沼における魚類相の変化・・・見え始めたバス駆除の効果
小畑千賀志(宮城県内水面水産試験場)
シナイモツゴの人工繁殖と生息池の拡大
・・・模式産地の保護とため池の生態系復元を目指す市民活動
大浦 實(シナイモツゴ郷の会)
4 総合討論
座長 細谷和海 (近畿大学)